フォーブス誌が発表したこのランキングでは、2人は共に3千万ドル(約24億円)ずつを稼ぎ堂々の1位となった。
アンジェリーナは、『ソルト』と『ツーリスト』という2本の大作アクション映画で主演し、『ツーリスト』だけでも2.8億ドル(約227億円)という興行成績を上げている。
一方のサラ・ジェシカは、代表作の『セックス・アンド・ザ・シティ』の再放送と2.9億ドル(約234億円)の興行成績を上げた映画版第2弾からの収入があるが、他にもオリジナル香水『ラブリー』『コベット』『NYC』が2010年だけで1800万ドル(約14億円)を売り上げる大ヒット作が寄与していることは決定的だ。
その他、洋服ブランド『ホルストン』でもサラ・ジェシカは洋服デザイン事業を手がけている。
同点3位に着けたのはジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーンで、2800万ドル(約23億円)を得た。
主演映画が立て続けて失敗し、日本未公開作品も多いジェニファーだが、『バウンティー・ハンター』では1.36億ドル(約110億円)と彼女にとって過去最高の興行収入を上げている。
5位のジュリア・ロバーツと「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートは、揃って2千万ドル(約16億円)を得ている。
このフォーブスのランキングは、エージェントと弁護士、プロデューサーなど他の業界関係者の報告を元に算出されている。
この時点での収入は2010年5月1日から2011年5月1日におけるデータに基づいた課税前の金額で、マネージャーやエージェント、弁護士などにかかった費用も控除されていない。
2010〜2011財政年度版フォーブス誌による女優所得番付
1位、アンジェリーナ・ジョリー&サラ・ジェシカ・パーカー 3000万ドル
3位、ジェニファー・アニストン&リース・ウィザースプーン 2800万ドル
5位、ジュリア・ロバーツ&クリステン・スチュワート 2000万ドル
7位、キャサリン・ハイグル 1900万ドル(約15億円)
8位、キャメロン・ディアス 1800万ドル(約14億円)
9位、サンドラ・ブロック 1500万ドル(約12億円)
10位、メリル・ストリープ 1000万円(約8億円)