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野球 次期阪神監督に岡田前監督再登板も

 リーグ3連覇へ開幕ダッシュする巨人とは対照的に低迷している阪神。17日もヤクルトに惜敗。その矢面に立たされているのが真弓明信新監督で、逆風が吹き付けている。そんな中、岡田彰布前監督が不穏な動きを見せ、メディアを通じ真弓政権を批判している。その背景には、来季の阪神監督再登板への思いが。

 岡田前監督の阪神批判が止まらない。

 古巣への攻撃をスポーツ紙のコラムで展開中だ。岡田前監督の真弓・阪神に対する論評は厳しい。

 4番・金本はホームランを量産するなど孤軍奮闘しているのに、チーム全体はモタモタ。しかも、その元凶が真弓新監督というのだから、岡田前監督の筆鋒(ぽう)が鋭くなるのも当然。真弓監督は試合でも粗末な采配が目立つのだから、反論の余地はないだろう。

 采配うんぬん以前にチーム作りにも問題はあった。4番・金本がいくら打っても白星につながらないのは、3番から5番に打順を変えられ、一塁から守備の負担がかかる三塁にコンバートされた新井が不調を極めたから、スタートダッシュに失敗したのだ。

 広島からFA移籍した昨年の新井は3番・一塁で大活躍。広島時代から兄貴分の4番・金本につなぐ打撃で貢献度は大だった。巨人に13ゲーム差をつけながら阪神が大逆転されたのは、北京五輪で日本代表・星野監督が腰痛の新井を無理使いしてパンクさせ、後半戦を離脱させられたからだ。

 新井は阪神のキーパーソンになっている。にもかかわらず、真弓新監督は岡田カラー一掃のために「新井はもっとホームランを打てるはず。金本につなごうとする意識が強すぎる」と、金本の後の5番に据えただけでなく、三塁手にコンバートしてしまった。

 一塁には関本、林、葛城などケース・バイ・ケースで選手起用しようとする意図があったからだが、これが裏目に出ている。新井は三塁コンバートで送球のために右ヒジを痛め、あわや開幕絶望の危機に直面。5番打者としても「金本さんが打ちまくるので、正直言ってプレッシャーがあった」と告白するなど、踏んだり蹴ったりの状態だ。

 真弓新監督の大罪は攻撃面の「3番・新井、4番・金本」の核を壊しただけにとどまらない。横浜の三浦をFAで獲得する試みが失敗した後の投手補強を断っている。フロントから「三浦に代わるエース級の投手を新たに獲得しなくてもいいのか? 中日の川上争奪戦に乗り出すか?」と打診されたのに「もう結構です」と答えたという。

 「真弓は一体、何を考えているのか? 三浦が駄目なら、それに代わる投手の補強は当然だろう」。フロントは茫然(ぼうぜん)自失となったという。三浦に代わるエース級投手の補強を断っておきながらロッテ・久保を獲得するなど、真弓新監督の方針は一貫性を欠くチグハグさ。球界OBからは「真弓は八方美人だから。誰にでもいい顔をしようとして、自分の主義主張が見えない」という声も聞かれる。

 良い意味でも悪い意味でも頑固だったのが岡田前監督。JFK(ウィリアムス、藤川、久保田)という救援トリオ、勝利の方程式を確立してこだわって戦ったのが、岡田・阪神だった。その結果、巨人に大逆転リーグ連覇を許せば、球団側が慰留しても自らユニホームを脱ぐ潔さがあった。

 「自ら潔く辞めたことで、岡田は近い将来、再登板の道を開いた。真弓がつまずいたら、2シーズンのネット裏生活で復帰した巨人・原のように、岡田も緊急登板があり得る」。阪神OBの1人がこう大胆予測する。

 昨年までの星野シニアディレクター(前監督)VS岡田監督という図式が、岡田前監督VS真弓監督の形でそっくりそのまま再現される。「岡田が辞めたのはオーナーに、何かと目障りな、お目付け役の星野シニアディレクターの解任を要求して蹴られたからだと聞く。北京五輪で惨敗した日本代表・星野監督の地盤低下のタイミングを図ってのものだったが、『そこまでは』とオーナーが認めなかったといわれている」と球界関係者が打ち明ける。

 歴史は繰り返される。今度は岡田前監督が星野シニアディレクターの役になり、真弓監督は岡田前監督の立場になる。就任1年目だからといって真弓監督は油断大敵。岡田前監督の影におびえる日々の中、結果を残す必要に迫られている。

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