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芸人が芸術家を目指すきっかけは? 片岡鶴太郎は『いいとも』の絵を横尾忠則が評価

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片岡鶴太郎

 片岡鶴太郎が5月10日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演し、画家になったきっかけを話した。レギュラー出演していた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で、自身の描いた絵を公開したところ、番組修了後に横尾忠則から電話がかかってきて「僕の絵と交換してよ」といわれたという。そこで絵を描くことをすすめられ、芸術家転身のきっかけとなったようだ。こうした例はほかにもある。

 「もっとも知られているところではジミー大西でしょう。上岡龍太郎と島田紳助が司会を務めた『EXテレビ』(日本テレビ系)の企画で、抽象画を描いたところ、思わぬ高評価がついたことが話題となりました。さらに、番組を観ていた岡本太郎からも『君は画家になりなさい』と直筆の手紙をもらったそうです。そこには『キャンバスからはみだせ』と創作法に関するアドバイスも記されていました。貴重な手紙だったのですが、なぜかジミー本人は売ってしまったそうです」(芸能ライター)

 さらに、今や「世界のキタノ」となった映画監督の北野武も、日本映画の巨匠からメッセージを受け取っている。

 「黒澤明ですね。両者は1990年代はじめに一度対談を行っており、黒澤はシーンの省略など説明を省くシンプルな北野映画の創作手法を絶賛しました。その後に絵と手紙を受け取ったそうです。そこには『映画界は北野君に任す。個性のある映画を作ってください』と記されていたそうです。黒澤は1998年9月に88歳で亡くなりますが、くしくもその前年の1997年に北野は『HANA-BI』でヴェネツィア国際映画祭の最高賞となる金獅子賞を受賞しています。まさに、黒澤のメッセージに応えた形といえるでしょう」(前出・同)

 芸人が持つ異業種の才能は、名だたるレジェンドたちによって見抜かれていたのだ。

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