東日本大震災で液状化被害を受けた浦安市を舞台に、バラバラだった家族が音楽を通して再生していく物語。実際に浦安市で撮影され、多くの市民がエキストラで作品に協力している。
初主演の高杉は撮影を振り返り、「緊張や失敗の連続でした。撮影するまでバイオリンを触るのも初めてだし、音譜もあまり読めなかったので楽器をがんばりました」。一方、満員の客席を見て感極まり涙を見せる一幕もあった剛力は「浦安のみなさんと作った、とても愛の詰まった映画です。この映画を通じて愛を伝えられたらいいなと思っています」と語った。
また壇上では、前日16日に40歳の誕生日を迎えた細川茂樹が共演者から祝福されるサプライズも。妻役の鶴田真由は「夫婦役、すごくやりやすかったです。本当の旦那さんだったとしても、うまく噛み合うかもと思いました」とにっこり。 細川は「あまり女優さんからそんなこと言われないのでうれしいです」と喜んでいた。