同作は、40歳の女性大学教授と、“オム・ファタール”な21歳の男子学生の年の差恋愛を描いたラブストーリー。40歳女性の隠された性心理や、男子学生の隠された過去と思いを、2人の傍にいるコピー機とカメラが代弁する、という独創的な手法を用いて描かれている。本国で青年閲覧不可等級に指定され、日本でもR-18+指定を受けた問題作。
ロンドンの名門映画学校NFTSを卒業した新世代の映像作家イ・ヨンミの長編監督デビュー作にして、モスクワ映画祭、モントリオール国際映画祭など、世界の映画祭に出品し高い評価を受け、LA国際女性映画祭では最優秀賞であるBEST OF FESTIVALを受賞している。
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