「事務所の戦略であくまでも映画を中心に、ドラマはNHKのドラマしかオファーを受けていなかった。そうした結果、08年の主演した大河ドラマ『篤姫』が大当たり。戦略が見事に大当たりした」(芸能プロ関係者)
今年から来年にかけては「わが母の記」、「天地明察」、「北のカナリアたち」、「舟を編む」など出演映画が立て続けに公開され、「サントリー」、「旭化成」、「資生堂」など大手8社とCM契約。にもかかわらず、なぜ事務所がこれまでの戦略を変更し民放ドラマに出演したのかが気になるところだが、今頃になってようやく昨年末に報じられたV6の岡田准一との不倫騒動の影響が出始めたという。
「CM契約している大手企業では宮崎を起用することでのイメージダウンを危惧し始めたようで、資生堂の『UNO』はCMの新シリーズで宮崎を起用せず、同社の『パーフェクト洗顔シリーズ』は小池栄子らを起用。長年CMキャラをつとめていた『アフラック』もフリーの徳光和夫アナが出演するCMを中心に放送。『オリンパス』は昨年の粉飾決算事件以降CMなどを取りやめているが、同社の場合は不可抗力。かつて、宮崎は10社以上と契約していたが、このままだと一気に減りそう。そのため、民放の連ドラ出演でCMのギャラが減った分の埋め合わせをしているようだ」(週刊誌記者)
ところが、「ゴーイング マイホーム」は初回こそ13.0%となかなかの視聴率だったものの、第2話が8.9%にダウン。
宮崎の“不倫相手”だった岡田は2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主演に抜擢されるなど、所属するジャニーズ事務所のおかげか、まったく不倫騒動の影響がないだけに、見事に明暗が分かれてしまったようだ。