『ワーキング・ホリデー』は、大人になりきれない青年と、子どもになりきれない少年の笑って泣ける冒険物語。元ヤンキーでホストの沖田大和(AIKIRA)が、突然現れた息子(林)と暮らすことになる。第4回沖縄国際映画祭正式出品作品で、11月17日全国公開。
AKIRA登場とあって女性ファンで埋め尽くされた会場。後ろの扉から遼威君と共に姿を現したAKIRAが会場内の通路を通ってステージまでたどり着くと、AKIRAを間近で見たファンが熱狂。AKIRAがマイクを持つとボルテージが一気に高まり、会場が女性たちの黄色い声援に包まれた。
AKIRAは、遼威君と共演するうちに、「怒ったり、笑ったりという色んな瞬間をその時々に感じて、それを役作りにできたのは、何か父親の気持ちを少しわかったのかも」と撮影時のエピソードを振り返った。沖縄国際映画祭に関わることができ「心からうれしく思います」と語り、「どうかみなさん楽しんでいただけたら、うれしいなと思います」とメッセージを送った。
また、この日は、撮影に協力し、作中にもエキストラとして出演しているホストクラブのメンバーたちが応援に駆けつけた。掛け声と共に積み上げたグラスにシャンパンを注ぐパフォーマンスを披露し、劇場内をホストクラブに演出した。(中村道彦)