これを受けて、「水戸黄門」にゆかりがある茨城県の水戸市・高橋靖市長、周辺地域の常陸太田市・梅原勤副市長、那珂市・海野徹市長が、8月2日、東京・赤坂のTBS本社へ3市市長連名の要望書を持参し、同社幹部と面談し直談判を行った。要望書は「終了で地域の観光振興に大きな影響が及ぶ」との内容で、放送継続を強く要望した。
しかし、3市の嘆願もむなしく、TBS側からは「重要な番組だからこそ、視聴率が下がっての打ち切りという形でなく、惜しまれつつ終了したい」と説明があったといい、TBSの決定を覆すことはできなかった。
ただ、再放送は当面継続するとのことで、高橋水戸市長は「今後も『水戸黄門』を残してもらえるよう、3市、(茨城)県などと協議しながら活動していきたい」と、あきらめない意向を示した。
(坂本太郎)
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