10月27日に『とくダネ!』(フジテレビ系列)にて、TPPこと環太平洋経済協定についての特集がなされ、反対派である京都大学准教授の中野剛志氏が出演。解説に熱くなったのか、生放送中にも関わらず声や言動を荒げたりするシーンがあったため、「もう放送事故寸前!?」と話題になった。
この放送をリアルタイムで見ていたのか、ロンドンブーツ1号2号の田村淳がTwitter上にて「TPP反対を訴えているコメンテーターの態度が目に余る」と発言、憤慨した様子を見せた。淳は更に「せっかくテレビに出て多くの人に自分の意見が言えるのに何だ!? この態!?(※本文ママ)」「知識を持っていて伝える能力が無い人は残念で仕方ない…気分が悪い」と畳みかけた。しかし、この発言はあまり賛同を得られなかったようで「お前が言うな」「嫌ならば見なければいい」と、辛らつなリツイートが多く寄せられていた。
最近は何かと問題発言の多いロンブー淳。先日23日に放送された『笑っていいとも増刊号』(フジテレビ系列)でも、自宅マンションの風呂の湯を溢れさせ下の部屋に水漏れさせた際、大家にウソをついて急場を凌いだことを公言し、出演者や主張者のひんしゅくを買っていた。Twitter上でも一般人をあおるような発言を何度かしているため、今回の発言についてもネットユーザーを中心として批難が相次いだと見られている。
もっとも、彼の問題発言は今に始まったことではないと関係者は語る。かつてはVTRの編集などで表に出なかった発言が、司会業が増えたり本人が直接Twitterで発言することによって明るみに出る機会が増えてしまったのだそうだ。
最終的には政界入りがしたいと公言しているロンブー淳。フジテレビ系列のワイドショー『知りたがり!』に金曜日の司会として出演しているのも、社会事象に触れられるため本人としては願ったり叶ったりなのだそうだ。Twitter等で辛口発言をしているのも「辛口コメントで今を斬るコメンテーター」として社会派にシフトして行きたいとの考えがあるのでは、と前述の関係者は語る。だが、その思惑とは裏腹に、Twitterでは出演した中野准教授の態度のみに言及していたため、「将来的に政界進出したいと思っているなら、TPP等の事についてもしっかり言及しないと」と語る芸能ジャーナリストも…。
ちなみにロンブー淳は、TPPに対してはまだ賛否を決めかねている状態らしく「賛否の判断をする為に朝、番組を見て知識を入れようとしたら鼻で笑うコメンテーターが出てたからもったいないと思っただけ…きちんと説明が聴きたかっただけ」と、後にTwitter上で発言している。
彼の機転や頭の回転の速さが素くれていることは皆の認める所。今回は他人に言った言葉が自分に返ってくる結果となってしまったが、このまま言葉の選び方や知識を学んでいけば、本当に名コメンテーターへの変ぼうや、政界入りも夢ではなくなるのかも!?
参考URL
http://twitter.com/#!/atsushilonboo/status/129340956825763840