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銀行副部長が報道関係者装い女子大生にわいせつ行為

 福岡県警博多署は9月12日、報道関係者を装って、女性にわいせつな行為をしたとして、福岡銀行ソリューション営業部副部長・椋本一郎容疑者(48=福岡市東区香椎照葉)を強制わいせつ容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は4月23日午後6時55分頃、報道関係者を装った上で取材の撮影と偽り、同市博多区博多駅中央街のビル屋上の駐車場に大学生の女性(18)を誘い出し、わいせつな行為をした疑い。椋本容疑者は日本テレビ系列の地元放送局のFBS関係者を名乗って、名刺を渡すなどして、女性を信用させて犯行に及んだ。

 同署によると、椋本容疑者は撮影と称して、女性に後ろ向きでポーズを取らせ、背後から下半身を複数回押し付けるなどしたという。椋本容疑者は「違うところがある」と一部の容疑について否認している。

 同署は、ビルの防犯カメラなどで椋本容疑者を特定。12日、東京に出張中の同容疑者を警視庁丸の内署に任意同行し、逮捕した。

 同市では09年以降、報道関係者を名乗る男が女性にわいせつな行為をする事件が、20件以上発生している。椋本容疑者は「ほかにも数回やっていた」と供述しており、同署はその関連を調べている。

 勤務先の福岡銀行広報部によると、椋本容疑者は法人向け営業などを担当しており、「このような事態を招きましたことを心からお詫び申し上げますとともに、本件を厳粛に受け止め、社員教育をさらに強化してまいります」とコメントしている。
(蔵元英二)

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