外部から指摘があって発覚し、4月5日、同社が男性社員に聞き取り調査を行ったところ、「ちょっとふざけてやってしまった。セルフタイマーを使って、駅事務室で撮影した」と事実関係を認めたという。写真はワイシャツの上に、女性用制服のベストを着て、女性用制帽を被って、右手は敬礼のポーズを取り、左手は自身の股間にあてていた。女性用の制服は、事務室にあったものを無断で着たと説明している。
男性社員は12年12月から、同社に勤務。芦屋駅で、改札や切符の販売業務にあたっていた。撮影したのは勤務時間外だったという。同社では、「職場設備内で、女性の制服などを使って不適切な写真を撮影、公開し、JR西日本に対するお客さまや社会からの信頼を損ねた」と受け止めている。
不適切な写真が投稿されてから発覚まで、実に9カ月もの長きにわたって、インターネット上に放置されていたことになる。女性用制服で、股間に手をやって…というのは、やはり同社のイメージを損ねるものだ。
(蔵元英二)