世界の映画に対して卓越した貢献を残したアーティストに与えられるこの賞は、これまでにロバート・デ・ニーロ、フランス人女優イザベル・ユベール、チェコ人監督ユライ・ヘルツなどに授与されている。
ジュディは7月1日から9日まで開催される国際映画祭に出席する予定だ。
クリスタル・グローブ賞はこれまで『恋におちたシェイクスピア』でエリザベス女王を演じ、アカデミー賞助演女優賞などこれまで数々の賞を獲得してきたジュディにとって最新の受賞となる。
他にもゴールデン・グローブ賞候補に8度挙がり、『Queen Victoria 至上の恋』で主演女優賞(ドラマ部門)、『ザ・ブロンド爆弾 最後のばら』で主演女優賞を獲得し、エミー賞にもノミネートされた。また、ジュディは英国アカデミー賞も数多く受賞、一番最近では脚本家アイリス・マードックを演じた2002年の『アイリス』で知られる。
1970年には英国勲章を授与され、2008年にはヨーロッパ・フィルム・アカデミーからも生涯功労賞を授与されている。
78歳になった現在も、精力的に活動しているジュディ。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に端役や、キャリー・フクナガの『ジェーン・エア』でフェアファックス夫人を演じている。
ジュディの今後の出演作は薬剤師にフォーカスをあてたコメディ『化学によるよりよい生活』や、お馴染M役を演じる来年公開予定のサム・メンデス監督ジェームズ・ボンド最新作となっている。