出川によれば、彼女はかつて相当ないたずらっ子だったようで、出川の楽屋に勝手に忍び込んだかと思えば、スポーツ紙の卑猥なページをわざと広げ、楽屋のドアを開けたまま出ていくんだそう。すると、挨拶しに来た女性タレントがそれを見てしまうといったことがよくあったのだとか。
そんな度重なるいたずらに対し、出川は「何度も『お前やめろ!結実マジでやめろ!』って何度も言ってるのに何度もやる、クソガキなんスよ!」と激高していた。また、彼のズボンを後ろからずり下げられたことも何度もあったという。だが、彼女はそんなスポーツ紙の卑猥なページを広げたことに、謝るどころか『親切心』と言って開き直っていた。
「出川と岡田は、『天才てれびくん』(Eテレ)で共演してきました。彼女が同番組に出ていたのは2010年からの4年間。年齢で言えば10歳から中2、中3ぐらいまででしょう。今ではさすがにやらないと思いますが、彼女の本性が分かるエピソードです」(芸能ライター)
だが、彼女にはそんな炎上する素質があるという。
「彼女の転機は2016年、前の事務所から米倉涼子や上戸彩などが所属するオスカープロモーションに移籍した時。それまで父・ますだおかだ岡田圭右の娘であることを隠してきましたが、いきなり父の名前を出しまくり、さらにはそのギャグも披露し始めたのです。もちろん事務所の方針ではあると思いますが、そんな2世をアピールする彼女に眉をひそめる者も少なくありませんでした」(同)
それでも彼女の評価を高めたのが、両親の別居・離婚報道だった。イベントでコメントを求められた際、「お互いに1人としての人生を幸せに歩めるなら、離婚をしたとしても私は全然大丈夫です」「1人の人間として見守っていきたい」などと殊勝な言葉を述べたことで好感度がアップした。
「ただ、この岡田夫婦の離婚について冷静に考えなければいけないのは、その遠因が岡田結実自身にあるということ。移籍によって露出を増やしたことで、元芸能人である母親が再び復帰の意欲を示したことが、そもそもの火種になっているわけです。また、『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)のMC入りですが、前任はもともと関根麻里でした。つまり同じ2世枠でキャスティングされたに過ぎないのです」(同)
さらに今年、ドラマ初出演にして主演を務めたが、これもオスカーの企画で始まったものだ。今では好感度タレントとして話題に上るが、結局は親の離婚騒動や事務所移籍などを機に売れただけと思えば、その本性は未だに出川のいう「クソガキ」の頃と変わっていないのかもしれない。