こういった賞への選出は、タレントの活躍度合いを示す一つの目安となると言われており、岡田はまさに“人気タレント”の仲間入りを果たしたと言える。バラエティに出始めの頃は「ますだおかだの岡田圭右の娘」というインパクトで数々の番組に出演していたが、時の人とならず、今でも露出は減らないどころか活躍の場を広げている。
「結実さんが出始めの頃は、業界内でも多くの人がすぐに消えると思っていたと思います。お父さんのギャグである『閉店ガラガラ』や『ワオッ!』をノリノリでやってくれるのですが、それだけで呼ばれるようになるといずれ限界が来ますからね。ですが、結実さんの場合、家族のことを面白おかしく話すなど意外とトークの幅も広かった。父である岡田さんは共演をNGにしているようですが、娘の仕事に対して関係者に口を挟まなかったので現場もやりやすく、使いやすいタレントとなったようです」(芸能関係者)
しかし、バラエティで度々ネタにしていた両親がまさにこれからという時に離婚し、イベントなどでもコメントを求められる機会が増えてしまった。だが、岡田はまだ若手ながら立派な対応を見せたというのだ。
「ネガティブな話題については無言を貫くタレントがほとんどですが、結実さんは『両親には両親の悩みがある』などと、わざわざ足を止めてコメントし、共演者らも『たいしたもの』と驚いていたといいます。しかも、両親から厳しくしつけられたことに対する感謝の言葉まで述べていて、報道陣の心も掴みましたね」(前出・同)
最近では、ドラマはもちろん、映画の日本語版吹き替えにも挑戦するなど、多彩な才能を発揮している岡田。バラエティのイメージがついてしまうとなかなか女優として花開くまでに時間がかかるが、世間に名が知られた時に女優業へとシフトし、タイミングが良かったことも功を奏したようだ。
岡田の今後の活躍にも期待したい。