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詐欺グループに関わったとされる芸能人たち

 高齢者に投資などを持ちかけて現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は15日、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の疑いで、健康食品販売会社「ロイヤルフーズ」(東京都品川区)社長・原田一弥容疑者と、元妻の小野寺朝子容疑者や元従業員ら計8人を逮捕。“広告塔”として同社主催のパーティーに呼ばれていた芸能人たちの名前を、各メディアが報じている。

 報道をまとめると、原田容疑者らの逮捕容疑は2013年12月〜14年10月、返金能力がないにもかかわらず、事業への投資をすれば、元本を保証し「1年間で7%の利息を付けてお返しできます」などとうたい、東京都や神奈川県の50代〜80代の男女8人から計約1億8000万円の現金をだまし取った疑い。

 同社の手口は、人気歌手を呼んだパーティーを開催し、集まった客から投資を募っていたという。07年〜16年8月に、4都県の1046人の高齢者らに1口100万円などで出資させ、総額約60億円を違法に集め、詐取したカネは、給料や会社の経費に充てていたというのだ。

 名前が報じられている歌手は、元フォーリーブスの江木俊夫、小林幸子、山川豊、アグネス・チャンら。

 江木は一部メディアに対し、「30万円ほどのギャラをもらって、ツアーなどには出ていたが、どうやって金を集めていたかは知らない」などとコメントしている。

「名前があがった歌手たちは、あまりテレビに出る機会がなく、営業がメインの歌手たち。そういう歌手たちにとって、現金でギャラがもらえる仕事はありがたい。そのため、あまり事務所も考えずに、オファーを受けてしまったのでは。江木は7月に、同社絡みの件で事情聴取を受けていたことを、一部週刊誌で報じられていた」(週刊誌記者)

 オファーを受けた各歌手の所属事務所は、ニュースを見て後悔しているに違いない。

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