報道をまとめると、原田容疑者らの逮捕容疑は2013年12月〜14年10月、返金能力がないにもかかわらず、事業への投資をすれば、元本を保証し「1年間で7%の利息を付けてお返しできます」などとうたい、東京都や神奈川県の50代〜80代の男女8人から計約1億8000万円の現金をだまし取った疑い。
同社の手口は、人気歌手を呼んだパーティーを開催し、集まった客から投資を募っていたという。07年〜16年8月に、4都県の1046人の高齢者らに1口100万円などで出資させ、総額約60億円を違法に集め、詐取したカネは、給料や会社の経費に充てていたというのだ。
名前が報じられている歌手は、元フォーリーブスの江木俊夫、小林幸子、山川豊、アグネス・チャンら。
江木は一部メディアに対し、「30万円ほどのギャラをもらって、ツアーなどには出ていたが、どうやって金を集めていたかは知らない」などとコメントしている。
「名前があがった歌手たちは、あまりテレビに出る機会がなく、営業がメインの歌手たち。そういう歌手たちにとって、現金でギャラがもらえる仕事はありがたい。そのため、あまり事務所も考えずに、オファーを受けてしまったのでは。江木は7月に、同社絡みの件で事情聴取を受けていたことを、一部週刊誌で報じられていた」(週刊誌記者)
オファーを受けた各歌手の所属事務所は、ニュースを見て後悔しているに違いない。