同誌によると、杉澤氏はある会社経営者に対し、広島やソフトバンクなどプロ野球5球団への出資話を持ち掛けたという。
「グッズはすべて球団の買い取り」、「売り上げは毎月億単位」などと持ちかけ、各球団に送ったグッズ製造代の請求書や実際に作ったグッズを見せ、利益は売り上げの15%を提示。かなりの好条件だったため、その経営者は昨年9月から何度かに分けて2億8000万円ほどを出資。他にも何人かが出資したという。
ところが、昨年9月の最初の支払予定日から支払いはなし。杉澤氏を問い詰めると、話がまったくデタラメであったことが判明。経営者が「詐欺じゃないか」と詰問したところ、杉澤氏は「そう言われても仕方ありません」と認めたというのだ。
「特定の個人がそこまでグッズの権利を持ち、出資を持ち掛けることはまず考えられない。とはいえ、グッズ販売の裏側などよほどなかなか事情を知り得ることはないのでうまく出資させることができたのだろう」(プロ野球担当記者)
同誌に対し、杉澤氏は出資を頼んだこと自体を否定。しかし、現在、この件について捜査当局が動いているというのだ。
「もし事件として動けば、またまた“被害”を受けるのは木村アナ。14年に会社経営者と再婚したが、再婚前には杉澤氏の会社に貸し付けた5000万円がパーになったり、ほかにも杉澤氏の事業失敗で負債を背負っていたことが報じられてしまった。杉澤氏と結婚してからの人生は踏んだり蹴ったりだった」(TBS関係者)
元夫のこの一件は幸せな再婚生活を送る木村アナにとって悩みの種になりそうだ。