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田園都市線事故、10年前のシステム更新での設定ミスと判明 ネット上「他の信号システムは大丈夫か」

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東急電鉄の公式サイトより

東急電鉄が会見で、東急田園都市線の列車衝突事故について謝罪した。事故については、システム変更の際に、不備があったと報告。

10月5日、田園都市線の梶が谷駅~宮崎台駅の間で発生した。渋谷行きの各駅停車が梶が谷駅に向かっていたところ、別の車線に停車していた回送列車に衝突。回送列車の最後尾の車両が脱線した。乗客149人と見習い運転士、指導役にはけがはなかった。

回送列車が引き込み線に入る際に、速度超過したことからシステムが作動。本来は各駅停車車両には赤信号が表示されるところ、青信号が表示されたため進入したとしている。システムは2015年3月に更新した際、設定が適切になっていなかったと結論付けた。正しい設定がされていなかった原因については引き続き調査するとのことだ。

事故の影響で田園都市線と大井町線の2線が5~6日に運休し、約65万人に影響をおよぼした。7日始発から運転は再開している。

ネット上では「通勤ラッシュ時の急行の満員電車がぶつかっていたら、大惨事になった可能性もある」「他の信号システムは大丈夫なの?」「よく10年間事故が起きなかったもんだ」といった声が上がっている。

2015年から10年間、運良く無事故だったが、今回でミスが発覚した。事故がなければこのままシステムは運用されていたことだろう。田園都市線は渋谷から神奈川県まで走っている。ビジネスマンにせよ、学生にせよ利用者は多い。だからこそ、再発防止のために、より安全なシステムを構築してほしい。

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