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本格復帰に向けて始動したASKA

 歌手のASKAが16日、都内のスタジオでミュージックビデオ(MV)撮影をファンと報道陣に公開したことを、各スポーツ紙が報じている。

 報道をまとめると、ASKAはファン300人が待ち受けるスタジオに小走りで入ると、「お久しぶりです。ありがとね」と熱烈な歓迎に感謝。「おかえり〜」の声に「ただいま!!」と返し、「マスコミの方もいるけど、俺、変じゃないから」と笑わせたという。

 撮影をしたのは、自主レーベルから2月に発売したアルバム「Too many people」の収録曲「未来の勲章」のMV。自身のブログでエキストラとして参加するファンを募り、1万1000通の応募から抽選で300人を招待。

 14年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以降、ファンの前での歌唱は初めて。「いろいろありました。今、この言葉しかありません。みんな、ゴメン!!」と謝罪してから同曲を2回披露。

 その後、制作に2年をかけたという東京五輪をイメージしたインストゥルメンタル曲を、アスリートの映像に合わせて上映。「どこで使われるとかは考えてない。一般公募があれば、参加させていただきたい」と名乗りを上げていたというから、完全復活ののろしを上げた。

 この様子は、YouTubeでも生中継されたが、ASKAは「今度は僕があなたの町に行きますんで、待っていてください」と視聴者に約束した。

 「6月に30年間寄り添った元アナウンサーの妻と離婚。身辺を整理して本格復帰に向けて始動する意向だったようで、10月には全曲新曲を収録した新アルバムを発売する予定だというから、精力的に活動しそうだ」(音楽業界関係者)

 17日に放送されたフジテレビ系「ノンストップ!」では独占インタビューが放送された。そこではファン待望のCHAGE and ASKAの再始動について「ないです」と否定していたが、本格復帰を目指す過程でチャゲアスの再始動は1つの目標になりそうだが…。

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