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ミステリー紀行「金山ダムの心霊怪奇の噂とは?」

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画像はイメージです。

 金山ダムは、千葉県の鴨川有料道路の脇道に存在する。金山川をせき止めて造ったアースダムで、昭和27年から、役14年の歳月をかけて完成した。そして、稲川淳二の「恐怖の現場」でもお馴染みの心霊スポットである。

 幾多の不思議な噂がある金山ダムだが、鎌倉時代に栄えた地元の豪族・東條氏の居城(金山城)が、築かれていたという歴史がある。そして、ここは房総半島でも古いバス釣り場のひとつとしても有名で、多くの釣り人で賑わう。

 山深いダムに向かう途中のトンネルは、車一台がやっと通れるほどで道幅が狭くて暗く実に不気味だ。実は、このトンネルにおいては女性の霊の目撃談が多数あり、車でトンネル内を走っていると、いつの間にか女性の霊が後部座席に乗っているという。
 そして、いくつかの怪奇トンネルを抜けると、赤い吊り橋があらわれる。過去にカップルが投身自殺を図ったと噂され、男性の遺体は上がったものの女性の遺体だけなかなか見つからず、後に幽霊と化したなどという噂もある。
 稲川氏の話によれば、この辺りはどうも女性の幽霊が多いらしい。実際に、赤い吊橋を渡ろうとした時、橋の向こう側に女性らしき赤い人影が見えたが橋を渡ったらもう誰もいなかった。

 真夜中の鬱蒼と茂った森の奥からは、何者かの気配や視線を強く感じた。
 ダムに向かう途中にある手彫りトンネルは、稲川淳二の「恐怖の現場」で「黄泉トンネル」として紹介した恐怖スポットである。正式名称は“斧落隧道”というが、名前からして曰くつきなのだろうと想像させられる。
 ごつごつとした岩肌がむき出しになった暗いトンネル内では、赤子の鳴き声や、女性のすすり泣く声が響くと言われる。

 赤い吊り橋で大きく写ったオーブは、さまよえる霊の姿なのだろうか…?

(呪淋陀/山口敏太郎事務所)

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