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“史上最低のヒロイン”?ハニトラ、自暴自棄、泥酔…『高嶺の花』、視聴率アップも批判殺到

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石原さとみ

 水曜ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)の第9話をめぐって、視聴者から不信の声が上がっている。

 石原さとみが主演を務め、野島伸司が脚本を手がけた本作。石原演じる華道の名門の令嬢が恋に華道にと、翻弄されていくストーリーが描かれている。石原と野島のタッグということもあり、第1話では視聴率11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。しかし、その後は徐々に下降して一時は7.8%にまで落ち込んだものの、第9話では9.9%に回復。番組2位タイの視聴率となった。

 5日放送の第9話では、直人(峯田和伸)が偶然出会った女性・千秋(香里奈)と親交を深めようとしていたが、千秋は実はもも(石原)の親友だったことが判明。直人との破局から立ち直るためにハニートラップとなるよう、ももが千秋に依頼していたのだ。簡単に引っ掛かるような男ならばすぐに忘れられるだろうと考えての行動だったという。しかし、物語の後半で自分が月島の家元(小日向文世)と血がつながった娘でないことを知ると、ももは自暴自棄に。以前勤めていたキャバクラに舞い戻りお酒をあおり、心配して駆け付けた直人をストーカー呼ばわり。他の客に襲わせるなどやりたい放題だった。

 これには視聴者もドン引き。「史上最低のヒロイン…まったく共感できない」「こんなに性格が悪いヒロイン初めて見た」「いくらなんでも自分勝手すぎる。観てて不快」などと批判する声が相次ぐ事態となってしまった。

 「また、『高嶺の花』ではなぜか『もう一人の自分』が見えないと華道家として大成しない、『孤独だと芸術家として成長する』などの認識を持っているようですが、その論理が独りよがりで、視聴者から失笑を買い、ツッコミを浴びているようです。野島さんは『101回目のプロポーズ』『高校教師』などを手がけ、一世を風靡した脚本家ですが、『セリフが古臭い』などの声もあり、『華道界からクレームが来るレベル』とやゆされることも少なくありません」(ドラマライター)

 前々クールの『アンナチュラル』(TBS系)で好演を見せ、好感度をさらに上げていた石原だが、「史上最低ヒロイン」と不名誉な呼ばれ方をされるようになってしまった。次話はいよいよ最終回となるが、どのようなラストを迎えるのだろうか――。

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