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ドラマ『高嶺の花』ラストシーンが賛否 愛する人の“裏切り”に“笑顔”はアリなのか?

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石原さとみ

 15日、『高嶺の花』(日本テレビ系)の第6話が放送され、ラストシーンで峯田和伸が見せた笑顔を巡り、ネット上で賛否が分かれている。

 本作は、華道の名門「月島流」本家に生まれた長女・もも(石原さとみ) が婚約者から結婚を破談にされ、傷ついていた矢先に自転車店を営む恋愛経験ゼロの男性・風間直人(※あだ名は「ぷーさん」・峯田)と出会い、恋に落ちるというストーリーだ。

 第6話では、ももが風間と別れて月島家の家元になることを決意。愛する風間を裏切り、“罪悪感”を抱えることで、一生を華道家として捧げようとする。月島家の策略に振り回されていることを知らないももは、風間との結婚式の最中に元婚約者・吉池拓真(三浦貴大)とともに逃げ出す計画を実行。しかし、風間はすべてを受け入れたように、笑顔でももを見届けていた…という印象的なラストシーンで幕を閉じた。

 峯田演じる風間は、度が過ぎるほどの善良な人間。愛する相手がどんな身勝手な振る舞いをしても、すべてを受け入れる性格の持ち主だ。度合いの問題こそあるが、現実の世界でもこういったタイプは存在する。ドラマのラストで見せた風間の笑顔は、本当に優しさといえるのだろうか。

 風間の笑顔に共感するネットユーザーの声として「裏切られると分かってて結婚する、それであの笑顔はちょっと切なかった」「ひとのことが優先だから最後は笑顔で見送ったんだよね…」「ぷーさんが笑ったことで、ももの身勝手さに勝った気になった」「自分も最悪な事を考えるタイプだからわかる。裏切られて笑ったのは こっちは心配ないからってメッセージ」といった意見があった。

 また、風間の笑顔によって感情移入出来なくなったという意見も少なくない。「ぷーさんは“罪悪感”の話も分かった上で結婚式まで乗っかったはず。なのに笑ったら意味なくなる気がする」「プーさんはモモの幸せを優先して笑って見送ったの? 笑ったらももが迷うんじゃないかな」「本当にすべて受け入れてたら 泣いてあげようよ」という声もあった。

 同ドラマは、『高校教師』(TBS系)、『愛という名のもとに』(フジテレビ系)などで知られる野島伸司によるオリジナル脚本。第6話の放視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と振るわず、前回から0.4ポイント落ちたが、「全体に漂う意図の分からなさ、得体の知れなさが面白い」「ちょっとした台詞にちゃんと意味があってじわじわ胸に来る」という特色があることから、熱量の高いファンも多いようだ。

 第7話の予告映像では、華道の世界へと戻ったももに月島家のさらなる試練が。風間にも新たな女性と出会うシーンが映し出されており、ますます波乱の展開が期待されている。

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