ノアの“若きエース”清宮は2日に自身のツイッターを更新し「明日の後楽園ホールで挑戦者来そうだよね。だとしたら対戦相手か、それとも仲間か、それ以外なのか...みんな期待してると思うけど、俺本人もすごい楽しみにしてるよ」と投稿していた。3日の大会で清宮は第4試合の8人タッグマッチに出場していたが、メインイベントの中嶋勝彦と潮崎豪のデビュー15周年スペシャルシングルマッチで、29分30秒の死闘をムーンサルトプレスで制した潮崎がマイクで「清宮海斗出てこい!」と清宮を呼び込み、事態は発展した。
「お前のその輝いているGHCのベルト、それを巻くのは俺しかいないだろ!」
この発言にファンは大・潮崎コールで後押し。清宮に断る理由はなかった。「この日が来るのを楽しみにしてました。俺には目指す未来がある。これからもっとみなさんに新しい景色を見せていきたい。タイトルマッチ、場所は1月4日!一発目の後楽園ホールで、俺が今まで作ってきた新しい景色を体感してもらいます」と清宮は対戦を受諾。潮崎は約3年7カ月ぶり、4度目の同王座戴冠を目指す。
「新しい輝きを持つGHCを巻きたくなった。(清宮が1.4を指名したのは)それがチャンピオンとしてのプライド、誇りだと思う。日本一、世界一の闘いを見せて、ノアを引き上げていく」
かつてノアの“エース候補”だった潮崎だが、ノア退団、復帰を経へ、現在エースの座には若い清宮が君臨している。ノアの旗揚げ20周年イヤーの幕開けにふさわしいカードが見事なタイミングで実現する。ノアのイッテンヨンも見逃せない。
(どら増田)