全世界ではご存知の様に、惑星ベジータのベジータ王子はブルマとデキちゃった婚(事実婚?)している。ということで、二人の馴れ初めからベジータ王子の口説き方を徹底解剖しよう。
当初ベジータ王子は、ブルマのデリカシーのない発言に「下品な女だ…」と、あまりいい印象を持っていなかった。プライドが高く、エリートを自負する性格である本来のベジータ王子の理想のタイプは、品があって男性の後を三歩下がって歩いてくるタイプだろう。どう考えてもブルマとは全く違うタイプだ。
そんな二人が結ばれるエピソードは、TVアニメで少し確認できる。ベジータが悟空に追いつく為にめちゃくちゃなトレーニングをしていて、それを心配するブルマがベジータ王子に手を差し伸べ…その後はお察しください、という馴れ初めだ。
こう見ると、意外とベジータ王子は「自分の弱っていた時に側にいた女性に手を出す」という普通の男女の恋愛のよくあるパターンで結ばれたことが伺える。
そして前述の様に、ブルマはベジータ王子の好みではなかったが、二人は意外と上手くいっている。ベジータ王子の本来の性格は髪型からもわかるようにMなので、ベジータ王子を口説くのだったら、ブルマの様にヅケヅケとものを言うSになることがポイントなのだ。自分に自信をなくし気味のセル編辺りから言うことをオススメする。
ベジータ王子が気を引くことを言ってみよう!
「エリートも落ちぶれたわね」
「あなたは、額のMがお似合いよ(※バビディに支配された時に額に出た)」
「バーカバーカ(※一回は聞き間違いだと思いそうなのでしっかり二回言いましょう)」
そしてムチの後は、アメをあげることも忘れずに。
結論も出たところでどうしても言いたいことがある。
昨年公開された映画『ドラゴンボールZ 神と神』や、「ジャンプスーパーアニメツアー08」で上映された『DRAGONBALL オッス! 帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』でもわかる様に、ベジータ王子は近年公式様に舐められすぎだと思うのだ…。
見ていると、ベジータ王子をおちょくることで笑いをとっている傾向が伺える。リアルタイムで見ている人はわかると思うけど、デビュー当時(=初登場時)は強敵で、すごく怖い存在だったんだよ。ピッコロさんの星の人とかたくさん殺したよ。悟空のお友達をたくさん殺したナッパさんも恐れおののいていたよ、本当に「最強戦士ベジータ王子」だったんだよ…。それなのに…今のいじられようと言ったら…まぁ自分も口説き方とか書いといてなんだけどね。(テヘペロ←古い)
<結論>
ベジータ王子の落とし方→「精神的に弱っているときにヤっちまう」
さぁみんなで「ベジータ様のお料理地獄!!」を歌いながら、お好み焼きを焼こう!
文:福山理絵