1月1日付でゼロワンMAXからZERO1に社名変更した。団体の代表でもある大谷は「深い意味はないけど、皆さんが呼びやすいように」と経緯を説明。故橋本真也さんらと立ち上げたZERO-ONEを超えるという思いは強い。「昔からの良さを残しつつ進化させる」と意気込む。
07年は環境問題、08年はイジメ撲滅をテーマに掲げた。09年は「地産地消」を起源とする「地産地食」。巡業で全国を旅するだけに「その土地の旨いものをガンガン食べる」ことで地域経済に貢献する。「継続かつ前進」の精神で環境問題、イジメ撲滅も続けていく。
レスラーとして大谷が目標に掲げるのが、団体の象徴でもある世界ヘビー級王座の奪還だ。ベルトは新日本プロレスの永田裕志に流出している。「絶対に取り戻す。そして田中と内容、結果を出す試合をする」と闘志をたぎらせている。
田中は「一昨年はゼロワン内部を活性化した。昨年は他団体で名前を売った。今年は海外に行きたい。年男なので僕の年にする」と飛躍を誓う。
新たに船出したZERO1。リング内外でナンバー1を目指す。