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26歳の無職男が別れ話のもつれで交際女性に食用油かけて金品奪う

 さすがに、こんな男とは交際したくはないか…。

 警視庁青梅署は9月18日、交際相手の女性から別れ話を持ちかけられたことに激怒し、食用油をかけるなどの暴行を加えた上、現金を奪うなどしたとして、強盗などの疑いで、住居不定、無職の中村隼人容疑者(26)を逮捕した。

 同署の調べに対し、中村容疑者は「金は女からもらったもので、暴行もしていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は15日午前10時半頃、中村容疑者と交際していた東京都青梅市の女性(22)の自宅で、「オレを裏切るとどうなるか、思い知らせてやる」などと脅迫。頭を蹴り、食用油をかけるなどした上、現金14万5000円と高級ブランドの時計(時価30万円相当)を奪うなどしたとしている。女性は軽傷だった。

 同署によると、女性は2週間前に中村容疑者から暴行を受けた。そのため、女性が別れ話を持ちかけたところ、中村容疑者が激高し、手切れ金名目で金銭を要求してきたという。

 別れ話のもつれというには、いくらなんでもひどすぎる結末。食用油をかけられただけでも、相当なショックを受けるはず。その上、14万5000円もの金と高価なブランド時計を奪われるダブルショック。

 被害女性が軽傷だったことが、不幸中の幸いだったが、女性の精神的なダメージ、金銭的な被害を思うと、心が痛くなる事件である。そもそも、手切れ金なんて、一般的に男が要求するものではないと思うのだが…。
(蔵元英二)

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