気になるのは今後の動向であろう。保釈請求が行われ、証拠隠滅および逃亡のおそれがないと判断された場合、新井被告は保釈されいったんは“シャバ”に出る。その場合、何かしらのケジメが求められるのは確かだろう。
「昨年に飲酒運転容疑で現行犯逮捕された元モーニング娘。の吉澤ひとみ容疑者(当時)はマスコミには書面を一枚提出したのみで、謝罪会見を開きませんでした。そのまま芸能活動の引退を表明しています。ただ、新井被告の場合は知名度もあるため、やはり謝罪会見は求められるのではないでしょうか」(芸能関係者)
その場合、気になるのが芸能活動を継続するのか、はままた引退するのかといった点であろう。
「やはり、その時点で何かしらの決断は迫られるといえるでしょうね。ただ新井被告は、映画の公開中止など多くの損害賠償を抱えているため、やはり、『仕事で借金を返し誠意を見せる』選択を行う可能性が高そうです。さらに被害者の感情も考慮されるべきでしょう。自動車を運転中に死亡事故を起こした大竹まことは、2週間後に仕事に復帰しています。これは大竹の事故後の対応に不備がなかったことに加え、被害者の遺族が早期復帰を望んだためといわれています」(前出・同)
何よりも優先されるのは被害者の感情であろう。新井被告には厳しい道が待ち受けていそうだ。