この日、プランスワンゲストとして呼ばれた上田は、25日に37歳の誕生日を迎える櫻井に「兄貴、誕生日おめでとうございます」と言葉をかけ花束をプレゼント。思わぬ粋な計らいに最初は戸惑う櫻井だったが、「誕生日だと聞いたんで」と上田が声をかけると、嬉しそうな笑みを浮かべていた。
2人のやりとりを見ていた相葉雅紀も、「初だよ。花束持って現れるの」と驚いたが、他のメンバーも温かく祝福。嵐が慕われている所を見た瞬間だった。
「最近は事務所のゴタゴタばかりに目が行きがちですが、先輩後輩の上下関係が厳しい事務所も多い中、ジャニーズの関係性はまさに理想的なんです。Kis-My-Ft2は、SMAPに可愛がられている印象の方が強いかもしれませんが、かつて嵐のツアーのバックダンサーを務めていて、多くの刺激を受けたと語っています。『舞祭組』をプロデュースしている関係もありますが特に中居さんからはどんな場所でリアクションをするのか、クロストークをしかけるのか、バラエティの“いろは”を教えてもらったそうで、実際、それが活きてKis-My-Ft2のバラエティ出演も増えました。一方、嵐からはコンサートでの立ち振る舞いを学んだのだとか。玉森裕太さんは自身のダンスに自信がなかった際、二宮さんに『自分と戦え』と声を掛けられ観客に魅せる意識が高まったと言います」(芸能記者)
他にも、こんなエピソードまである。
「松本潤さんは舞台での演技に定評のあるV6の森田剛さんの舞台をいつも観に行き、逆に森田さんも自身の演技の感想を聞くそうです。Hey!Say!JUMPの山田涼介さんはKAT-TUNの亀梨和也さんによく食事に連れていってもらうそうで、そこで仕事に対する姿勢を学ぶと言います。亀梨さんは礼儀正しいことでも有名ですが、そういった社会人として大切な部分も教えているようです」(前出・同)
SMAP解散を巻き起こすなど、経営者らの運営には疑問を抱く部分も多いが、所属タレントたちの関係性は一般的な会社よりも風通しがいいかもしれない。