10月23日より開催されるが、選考基準は選考期間内の勝率上位の面々。まさに日本一を決める大会である。どんな6日間になるのか展望してみたい。
今、ボート界で旬な男を真っ先に挙げたい。その名は毒島誠である。その勢いは凄まじく、7月にSGオーシャンカップを制すると、平和島GⅠ、8月のSGメモリアルを立て続けに優勝し、今月は鳴門のGⅠをも制した。蒲郡水面での実績もしっかりしており、優勝戦線の中心から外せない。
これに続くのは峰竜太、白井英治である。年間通しての安定感は抜群であり、よほど低調なモーターを引かない限り、シリーズを引っ張っていくのは間違いないだろう。
対して地元愛知勢では池田浩二、赤岩善生、平本真之、磯部誠、岩瀬裕亮が出場。中でも赤岩は、賞金順位でグランプリ圏内に位置しているが、優出のハードルは越えたいだろう。
また、池田は25位、平本は31位(いずれも10月10日現在)と厳しい現状。グランプリに向けて、どうしても優出したい状況だ。
ボートレース界の日本シリーズがいよいよ始まる。至高の戦いを、ぜひご堪能して頂きたい。