まずサプライズとして発表されたのが、平本蓮と芦田崇宏のRIZINキックボクシングルールマッチだ。
平本はK-1ファイターとして活躍。日本人で初めてゲーオ・ウィラサクレックにKO勝ちを収めるなど、輝かしい戦績を誇っていたが、階級を上げるという理由でK-1マットから離脱すると宣言。K-1との契約中にもかかわらず、ONEへの参戦を希望するなど、その動向が注目されていた。
平本は11月1日に自身のツイッターを更新。「今日からフリーになったので新しく契約ができるようになったので、どこの団体でやっていくなどは本当にまだ決まっていませんが、逆に言うと今日から契約ができるので早いうちに試合を発表できると思います お楽しみに!」と投稿し、K-1との契約が満了したことを明らかにしている。
新たな舞台はRIZINが協力するベラトールのたまアリ大会となったが、平本は「平本蓮完全復活 年末は格闘技。12月29日。まずは見てて」とファンにメッセージを送った。対戦相手の芦田は宮田和幸氏が代表を務めるBRAVE所属の強豪。単なる顔見せカードにはならないだろう。
また堀口恭司の負傷、王座返上でタイトルマッチが流れてしまった朝倉海は、マネル・ケイブと12.31RIZIN.20で、RIZINバンタム級王座決定戦を行うことが決定した。朝倉兄弟は2人とも大晦日に出陣する。その他、12.29の浅倉カンナ対ジェイミー・ヒンショ―、12.31の石井慧対ジェイク・ヒューン、石渡伸太郎対扇久保博正などが発表された。
ベラトールジャパンはDAZNで、RIZIN.20はフジテレビ系列でそれぞれ中継される。
(どら増田)