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2年目のダルビッシュに大きな不安要素 新女房は米球界きってのトラブルメーカー

 今季、16勝(9敗)を挙げ、1年目の日本人投手としては最高の白星をマークしたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(26)の2年目に、大きな不安要素が噴出した。

 レンジャーズはホワイトソックスからFAとなっていたA・J・ピアジンスキー捕手(35)と、1年750万ドル(約6億3300万円)で合意した。レンジャーズではFAの正捕手マイク・ナポリ(31)が、レッドソックスと3年総額3900万ドル(約32億9200万円)で合意しており、ピアジンスキーはナポリの後釜となる。

 そのピアジンスキーだが、とかくトラブルメーカーとして有名。トランプ遊びに熱中して、投手の投球練習に付き合わなかったり、守備中には過度なささやき戦術で打者を挑発。ラフプレーも多く、乱闘騒ぎも度々起こしている。

 今年6月に米男性誌メンズ・ジャーナルが現役選手100人を対象に「最も嫌われている選手」のアンケートを取ったところ、ピアジンスキーはダントツの1位になった。また、昨年9月にスポーツ・イラストレイテッド誌が現役選手215人を対象に行った「最も卑劣な選手」のアンケートでも堂々1位になっており、文字通り、“札付きのワル”なのだ。

 ただ、打者としては、今季135試合に出場、27本塁打77打点、打率.278をマーク。108試合出場、24本塁打56打点、打率.227のナポリの成績を上回っており、攻撃面では十分にナポリの穴は埋められそうだ。

 問題は守備面。今季、ダルビッシュは打撃優先で雑なリードをするナポリとは相性が合わず、前半戦では、ヨービット・トレアルバ捕手(34=ブルワーズからFA)とコンビを組むことが多かった。そのトレアルバが7月31日(日本時間8月1日)に戦力外通告を受け、再びナポリと組むようになると、ダルビッシュは精彩を欠き不振に陥った。その後、カブスからトレードで移籍したジオバニー・ソト捕手(29)とバッテリーを組むようになると、繊細なリードをするソトとのコンビネーションは上々で、終盤はソトがダルビッシュの専属捕手となっていた。

 今オフ、レンジャーズではFAとなっていた今季43本塁打、128打点の主軸打者ジョシュ・ハミルトン外野手(31)がエンゼルスと合意。マイケル・ヤング内野手(36)がフィリーズへトレードされるなど、打撃面では戦力ダウンとなりそうで、今季のダルビッシュのように打線の援護で勝つケースは減ることも考えられる。

 今季はロン・ワシントン監督(60)の意向で、ダルビッシュの女房役は打撃より相性が優先された。だが、来季、チーム事情で打撃優先ともなれば、当然、ダルビッシュは問題児のピアジンスキーと組まざるを得なくなる。ピアジンスキーとのコンビがうまくいかなければ、果たして今季のような活躍ができるかどうか、暗雲が垂れ込める。幸いなのは“恋女房”のソトが、チームに残留したことだが…。
(落合一郎)

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