猫が参戦したのはキャットファイト界の老舗団体、CPE(キャット・パニック・エンターテイメント)で、5月9日に東京・新木場1st RINGで開催された「全試合がローションマッチ 潮吹き! ヌルヌル! 大運動会!」に特別出演。猫はオープニングの入場式で選手宣誓役を務めた。
キャットファイトとは従来のプロレスや格闘技とは一線を画し、お色気の要素をふんだんに取り入れた格闘エンターテインメント。そんなイベントに、有名芸人の猫が登場したとあって、会場に詰めかけた満員の観衆も大喜びだった。
選手宣誓の大役を無事終えた猫は「同じ猫(キャット)ということで出ることになりました」と、出演の経緯を説明。
猫といえば、芸能活動もさることながら、気になるのはカンボジア人として、マラソンでの16年リオ五輪へのチャレンジ。この日も30キロ走ったという猫だが、「(リオまで)猫なら3回ぐらい死んでる年ですから」と明言を避けた。猫にはぜひとも、芸能活動と並行して、リオ五輪も目指してほしいものだ。
ところで、同日のイベントは「全試合ローションマッチ」で行われた。これは、マットの上に、大量のローションを放出した状態で闘うもの。各選手はヌルヌルのなかで、着衣をはがされて、あられもない姿になるファイターも出るなど、まさに酒池肉林の熱闘を展開。
また、同団体のプロデューサーであるラ・マルクリアーダを始め、元GAEA JAPANでクラッシュギャルズ・長与千種の弟子である旧姓・広田さくら、ハイビスカスみぃ(琉球ドラゴンプロレスリング)ら、現役の女子プロレスラーも参戦し、ローションまみれで、キャットファイターと異次元の闘いを繰り広げた。
百聞は一見にしかず。キャットファイトの魅力はライブ観戦するのがいちばんだ。
なお、CPEでは10日(金)も新木場1st RINGで、「女闘美伝説〜森崎愛引退興行」(19時開始)を開催。9月20日(金)同所での次回大会も決定した。
(ミカエル・コバタ)
●キャット・パニック・エンターテイメント
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