キムタクの主演ドラマの初回視聴率を比較すると、今作でヒロインをつとめる柴咲コウとコンビを組んだ「GOOD LUCK!」(03年、TBS系)は31.6%、大財閥の御曹司役を演じた「華麗なる一族」(07年、TBS)は27.7%、総理大臣役を演じた「CHANGE」(08年、フジテレビ)は23.8%、南極観測隊員役を演じた「南極大陸」(11年、TBS)は22.2%、会社をクビになった男を演じた「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」(フジ、12年)は16.9%。若者の「テレビ離れ」などもあり、全体的にドラマの視聴率が落ち込む中、好スタートを切ったがキムタクも含め、制作サイドは眠れぬ日々を送っているようだ。
「同枠の前クールが堺雅人主演の大ヒットドラマ『半沢直樹』で放送前から絶大なプレッシャーがかかっていた。キムタクは自宅近くの神社の9月例大祭にトップ額の10万円を奉納したというから“神頼み”までしてドラマにかけたようだ。その結果、初回は『半沢』の初回視聴率19.4%に僅差で破れたが、第2話以降、いかに視聴率をアップさせるか制作サイドは頭を悩ませている」(TBS関係者)
尻に火がついた状態のキムタクは同番組の公式ホームページで、役名の沫嶋黎士として9日からブログを開設しそれなりの頻度で更新。放送直後の13日夜には、「観てくれた皆、本当にありがとう!! 皆からのメッセージでやり甲斐を感じて…ちょっと目頭が熱くなりました」と感謝を述べるなど視聴者と交流するなどプロモーションに余念がないが、果たしてキムタクの努力は実るのか。