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“アイドル”を卒業した17歳の女の子の本音(前編)

 アイドル戦国時代といわれている昨今、東京ドームでコンサートを開くアイドルから、世間的にはあまり名前が知れ渡っていないものまで、まさに、“星の数ほど…”という言葉がオーバーではないほど、アイドルが存在する。

 2月11日。自称宇宙初のエアギターアイドル「テレパシー」のメンバーである前嶋菜子が、渋谷Gladで行われた同グループ主催の「ピピピ会」で、「テレパシー」から卒業した。また、「テレパシー」も新メンバーが加入し、ステージに立てるようになるまで、“充電期間”に入る。

 「テレパシー」は、2012年10月25日にZepp DiverCity Tokyoで行われた「TIMM(東京国際ミュージックマーケット)ルーキーズ10 ミニッツステージ」で正式にお披露目。その後は、「東京アイドルフェスティバル」に参加するなど精力的に活動。“宇宙初”と自称するエアギターのパフォーマンスで話題となった。

 前嶋菜子の最後のライブ直前、楽屋を訪れると、「きのうはなかなか眠れなくて…布団の中で目を閉じて“寝よう、寝よう”って念じていました(笑)。いつもは寝れるのに…」と、振り返り、アイドル・前嶋菜子として最後のステージになるので、明日から切り替えるためにも、精いっぱい頑張りたいと意気込んでいた。アイドルとして、やり残したことは? と質問すると、「ともちんさん(AKB48卒業生、板野友美)の東京ドームでの卒業コンサートを見にいったのですが、すっごく素晴らしかったんです。やっぱり、このテレパシーのメンバーで、もっともっと大きなステージに立ってみたかった」と語ってくれた。

 18時30分。前嶋菜子のアイドルとしての最後のステージがはじまる。最初は“いつも通り元気よく”、アイドル全開で観客を魅了する彼女も、ラストに近づくに従い、目には涙が。そして最後のMCで、「ついにきちゃった感じがすごくあるんですけど…。2012年の9月にテレパシーが結成されて、きょうまでやってきました。私は2期生として入って、最初は不安も大きくて、ずっと、どうしようって思ってたんですけど、みんな本当に優しくて、大好きで、大切なメンバーに会うことができて、本当に幸せでした」とメンバーに語りかけた。続いて、「きょうはいっぱい、(ファンが)来てくれて、本当にうれしいし、みなさんテレパシーを見つけてくれて、ありがとうございます!」とファンに感謝の言葉を述べた。

 MCも終わり、最後の曲に入ろうとした直前、会場のファンから、「ちょっと待った!」との声がかかり、花束と記念品が前嶋へプレゼントされる。たまらず、再び涙を流した前嶋は、「なんで、こんなに(よく)してくれるんですか…」とお礼を述べた。さらに、ファンから「夢に向かって走れ! 菜子ちゃん、ありがとう!」との横断幕も掲げられた。暖かい声援を受けながら、ステージを去った前嶋菜子。彼女のアイドルとしての活動はすべて終了した。

 今後の彼女の目標はモデル・女優だという前嶋、そんな彼女は卒業前日の取材で、実はアイドルとしては衝撃の発言をしていたのだ。

 「私、アイドルさんが、あんまり好きじゃなかった」

 これまでアイドルとして活動した1年4か月を前嶋菜子は振り返ってくれた。(後編へ続く)

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