前田が卒業して以来、AKB48では、大島優子、松井珠理奈、小嶋陽菜、渡辺麻友、そして総選挙で第1位となった指原莉乃らがセンターをつとめた。前田の卒業時では、「次のセンターは誰だ?」とファンの間で話題になることが多かったが、その明確な答えは示していない。
「前田敦子が“絶対的”すぎたともいえるかもしれません。AKB48では、今後、センターを固定化することはできないのかも。もちろん、センターで使ってみたい人材はいると思うのですが、彼女たちは少し新鮮味に欠ける」(アイドルライター)
そんな中、“公式ライバル”である乃木坂46も、ここ最近のシングルではセンターを固定していない。デビューシングル「ぐるぐるカーテン」から5枚目のシングル「君の名は希望」まで、グループの“顔”としてセンターは生駒里奈がつとめるも、6枚目「ガールズルール」では、白石麻衣、7枚目「バレッタ」では二期生の堀未央奈を大抜擢。そして、4月2日に発売される8枚目のシングルでは、西野七瀬がセンターを担当することが決まっている。
「AKB48と比べて、まだまだ乃木坂には新鮮味がある。なので、ある意味で“センターで遊べる”余裕がまだあると思います。今後も乃木坂46はセンターを固定しない可能性が高い。まだセンターを担当していない生田絵梨花、橋本奈々未、星野みなみなど、“この子のセンターが見てみたい”と思える人材がいますから」(同)
「センターを固定化できないAKB48」と「センターを固定化する必要性がない乃木坂46」。いよいよ、“公式ライバル”がスローガンだけでなく、現実的になってきたのかもしれない。