視聴者からの意見を扱う「ワイドナB面」では、「ボクシング界世紀の一戦」として全世界から注目されているマニー・パッキャオVSフロイド・メイウェーザ戦(5月開催)の話題をピックアップ。ファイトマネーは超破格の値段までハネ上がっており、バッキャオは約120億円、メイウェーザが約216億円で、合計総額は300億円以上と報じられている。ペイ・パー・ビュー方式(PPV)で放送するアメリカのケーブル局は、視聴値段を破格の1万円に設定。ファイトマネー同様に前代未聞の額になっている
ボクシングファンの松本は「スゴい2人なんですが、ここまで上がるとは思わなかったですね」とビックリ。バッキャオは、ボクシング史上2人目となる6階級制覇を達成。母国フィリピンでは国会議員としても活動し、国民からは「アジアの英雄」と尊敬の念を込めて呼ばれている。一方のメイウェーザは、史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成。アメリカ経済誌「フォーブス」が発表した「2014年地球上で最も稼いだスポーツ選手」の第一位に輝き、なんと年収126億円だという。
過熱するファイトマネー合戦を引き合いに、松本は「あるところではこんなに(ファイトマネーが)上がっていくワケじゃないですか!? でも今、日本の格闘技がどんどん衰退していってね」と日本格闘技の現状を懸念。
松本は先日、格闘技を観戦したが、やはり観客は少なかったという。しかもそれだけでなはく、勝利者の景品もスポーツタオル、ドリンク、グローブ、その中から1点を選んで贈呈されるという、何とも世知辛い形式だったと説明。「そこは、3つともあげてよ。勝ったんなら。今それぐらいね…」と悲嘆していた。