同番組は豪華客船クルージングや釣りなど、さまざまな分野で出演者がミッションをこなすアドベンチャーバラエティー。その中でも「部族アース」は、南米アマゾンを“ナスD”とお笑いコンビ・U字工事が旅し、数々の部族との出会いや秘境の生物に触れる様子を伝え、話題になった。“ナスD”は現地の人が染料で用いる果実の汁を全身に塗り、ナスのような肌の色になってしまったためについたあだ名。
「お笑い芸人でもそこまでやらないというぐらい、破天荒な取材ぶり。今月2日にプライムタイムで放送された『大アマゾンSP』の視聴率が9・6%だったことも昇格を後押ししたようだ。“ナスD”人気のおかげで、妻が美人料理研究家の森崎友紀であることもバレてしまった」(テレ朝関係者)
同番組は今年4月のレギュラー放送開始から、わずか半年で異例の昇格が決定。そうなったのも、視聴率三冠を奪還され、長らくその座を譲らない日本テレビに対する対抗心からだというのだ。
「もともとの企画段階から、高視聴率を連発している日テレの『世界の果てまでイッテQ!』を意識していた。そんな中、“ナスD”のブレークが予想外で、視聴率巻き返しを図る“切り札”に任命された。ただ、その分、最近では上層部が制作現場に介入してくるようになり、“ナスD”の暴走ぶりにブレーキがかかるのでは、と心配されているようだ」(テレビ関係者)
深夜からプライムに昇格しての“失敗例”は数多くあるだけに、テレ朝にとっては大きな賭けになりそうだ。
※写真・陸海空 こんな時間に地球征服するなんて公式Twitterより @chikyu_seifuku_