『SANKYOレディース』で3年ぶりに国内ツアーを制した宮里藍。今期は7月に米ツアー『エビアン・マスターズ』も制し、ひと頃のスランプを完全に脱した。7月の『エビアン〜』で米ツアー初勝利してからは、今までの不振が嘘のようにブレーク。米ツアーの賞金女王争い(現在2位)までする“事態”である。
この変わり身、藍に一体何が起こったのか? 彼女クラスともなれば、きっかけ一つで状態が上向く事も考えられるが、ゴルフ誌記者の視点は少々、異なっている。
「彼氏との関係が良好なのでは。藍ちゃんは、彼氏と一緒でないとダメなタイプ。実際、精神バランスを維持するのは彼氏とのSEXですから。本人は公言しませんが、これは有名な話です。現在、完全とまでは、いきませんが、ほぼ同棲しているんです」
確かに、藍は「私生活の充実がそのままプレーに反映する選手」である。彼女のSEXについても「下品では無く、己を高めるための精神行為だ」という関係者は多い。
それはさておき、気になるのが藍の「相手」。一般的に言われているのが、彼女のマネージャーなのだが、今回はいささか様子が違う。
「藍ちゃんは恋多き人物で二人のオトコが彼女の周りを“周回”している。今、盛り上がっているオトコは沖縄時代の幼馴染(おさななじ)みのようです。中学時代の同級生で藍ちゃんが仙台の東北高校に進学しても“遠恋”していた。本命と思われていたマネージャーとは今、微妙な空気が流れているらしい」と前出・ゴルフ誌記者は語る。
マネージャーは、彼女がプロ宣言をした03年10月から苦楽を共にしている、言うなれば「戦友」。付き合いが長すぎたのか「ここ数年は彼女の精神バランスを保つ肉体の関係が少なくなった、と言われています」(前出・ゴルフ誌記者)。
長期にわたるスランプは案の定、プライベートに起因していたようだ。
とはいえ、不思議なのが「戦友」であれば、藍の“性質”など、何年も前から分かっていただろうに。「放置プレー」よろしく彼女を“精神的に”疎外した理由は今ひとつ解せないところだ。
「担当記者も理解出来ないのです。オトコとオンナの問題ですから、当事者同士でしか分かりえない部分ですが、一説には藍の精神的自立を促したのでは、と言われています。本当に強くなるにはエッチなしでも頑張れる心身が必要という事でしょうか…」(前出・ゴルフ誌記者)
そんな「戦友」の思いも虚しく? 晴れて幼馴染みとヨリが戻り、本業の調子も戻した宮里。だが、このままカレと「ゴールイン」と行くのか…と言えば、それは考え難い。事情通が語る。
「やはり、元カレであるマネージャーの存在が大きい。今の藍ちゃんは一種の熱病です。“パー”と熱くなっているだけ。彼女の事を真剣に考えているのはマネージャー」
藍にしてもそんな事は百も承知。言葉は悪いが、オトコの使い分けを状況に応じてしているのだ。
今季は残り4試合。心身ともに充実している藍だが、試合数が試合数だけに米ツアーの賞金女王は微妙だが、それは来年への「課題」として今年の「課題」である「電撃婚」は果たしてオフにあるのだろうか。
藍はきょうロスに入り、11月6日開幕のミズノクラシック出場のため今月中に帰国する。