いまだ滅びていない原人が同種交配して、現在に至る、なんてことはなさそうだし、要するに、原始的生活をしている先住部族がいる、ということなのだろうか。
「世界に目を向ければ、旧石器時代以降から一切よその血が混じらない…古代人の血すら混じらない、“原始人”と称して差し支えない先住民族がいる可能性はあります。アマゾンの奥地とかならですが」(人類学者談)
が、日本では難しいそうだ。
「日本は、北方や南方からさまざまな民族が入って来て、出来た国。アイヌだってまったくの純粋な血統の民族ではありません。伊豆の山の中に未開の原始人というのは、ありえないでしょう」(同)
ただ、伊豆原人らしき人がいるなら、伊豆の山林を閉鎖し観光客が立ち入らないようにするなど、一刻も早く国の保護措置を採ることが必要だ。例えば彼らが本当に劇団員であるかどうか、というのは、その来歴や生態、遺伝子、骨格調査等々の厳しい検査の後で言い訳してもらうしかないだろう。
文明人か原始人か、しかるべき身体検査を彼らに施すためにも早急に彼らを生け捕りにしなければならないのだ。
原始人たる縄文人は、南方から伊豆に早々に勢力を伸ばして住んでいたのは事実なので、その子孫たる現代の伊豆原人が、何万年も部族内で交配を重ねるようなことが日本にあると考えるのは夢があるのかもしれない。
有坂のブログには、西伊豆、沼津といった、ほかの目撃情報すら寄せられている。同じ人なのだろうか。