シリーズ累計1億5千万部の本書で一躍人気作家となった著者のジェフ・キニーも来日して、この日のイベントに出席したが、現在バツイチで再婚に焦るLiLiCoはそんなジェフに熱視線。囲み取材では「世界有数のお金持ちに会えるということで、はりきって紅い口紅で来ちゃいました」と笑顔を見せると、この日、勝負をかけてはいてきたパンツについても「もちろん花柄です。見ます?」と嬉しそうに告白。
花柄のパンツは少女期、思春期を過ごしたスウェーデン時代からお気に入りでよくはいているというが、「子供の頃は細かい柄のやつだったんですけど、今日はちょっと大きいの」とニヤニヤ。篠原らが対応に困って微妙なリアクションを見せるなか、最後は「誰も興味ないよね?」と自分で自分に突っ込んで豪快に笑い飛ばした。
ジェフへの求愛については楽屋で結婚していたことを知り、「素敵な出会いで、嫁に行けるかなって思っていたけどやっぱり結婚していましたね」と苦笑い。「もう奪い取る力もありませんし」と謙遜する姿も見せたが、イベントでは再映画化の話も挙がる本書の原作者を前に、女優としてのハリウッドデビューも懇願。
「わたし、こう見えて女優でプロレスラーでもありますし、いい返事をお待ちしております」と猛アピール。ジェフは「今脚本を書いています。チャンスはあります」と大人の対応だったが、LiLiCoはすっかり本気モード。「こうやって仕事を拾っていかないといけないんです。こうやって芸能界27年間やってきましたから」としみじみ。真に受けた篠原も「じゃあ、わたしもお願いします」と発言して周囲を笑わせていた。
本書についてLiLiCoは「自分の失敗から学ぶというのが一番心に残るんです。そういう本です」と解説。「日本でもぜひ映画化してほしい」と絶賛していた。
(取材・文:名鹿祥史)