「おやすみなさいを言いたくて」は、名女優ジュリエット・ビノシュが、戦場報道写真家を熱演した作品で、常に危険と隣り合わせながらも、理解ある夫と2人の娘のおかげで、世界各地を取材で飛び回っていた主人公のレベッカが、家族の本当の気持ちを知ってしまうというストーリーになっている。
作品の大きなテーマが、働く女性と家族ということで、LiLiCoは「働く女性にとっては、この映画はいろいろ考えさせられる」とコメント。北斗は「(私は)スーパー主婦とか言われているけど、実家の近所だし、妹も目の前に住んでいるし。(夫の)健介も仕事に理解あるし、ヘルプしてくれる人が多いからできている」と語った。
LiLiCoは、そんな北斗とその家族に憧れていると話し、「素敵な旦那さんがいて、それをいじれる楽しさ。何て素敵な家族なんだろうと思う」褒め、「私も結婚しなくちゃ」と語った。
そんなLiLiCoを見て北斗は、「調子いいな(笑)、絶対そんなこと思ってないだろ!」とツッコミ。その言葉を受けLiLiCoは、「結婚しているLiLiCoは面白くないって分かっている。売れるまで23年かかって、今は仕事が大好きで仕方がない。美しく言えば恋愛は犠牲にしている」と本音を語った。
しかし結婚願望はあるようで、LiLiCoは先日結婚した俳優の西島秀俊の結婚相手リストに、自分が入っていたといい張り、「『サヨナライツカ』でタイに一緒に行った時、『私も結婚相手のリストに入れてください!』ってお願いしたら、『あ、いいですよ』って。その後会ったときも『候補に入っている?』と聞いたら『入ってますよ』といっていたのに」と悔しがった。
『おやすみなさいを言いたくて』は12月13日より角川シネマ有楽町ほかにて全国公開となっている。(斎藤雅道)