この日、大谷晋二郎社長は、田中将斗、FOSの中村祥之代表取締役と緊急会談した際、中村代表から驚がくの事実を突きつけられた。大谷社長によれば、中村代表が独断で謎の組織WPFに経営権を譲渡する契約を提携。4月以降は発表済みの大会を除く3カ月間、活動停止するという。
ZERO1といえば、巡業用バスの炎上、興行面での苦戦など暗いニュースが続いている。団体を再生すべく、今回の行動に踏み切ったようだ。
一方的な通告に納得するはずもない。大谷社長は「僕たちは活動を休止するつもりは毛頭ない」と宣言。「WPFから(関係者が)2人、来ると聞いている。リングで戦うのか、テーブルの上で話し合いをもつのか。どちらでも受けて立つ」と理不尽な通達に抵抗していく構えだ。
突如、内部分裂を起こしたZERO1。活動休止の危機を乗り切れるか。