10カ月間、ミイラを自家用車の助手席に乗っけていたオバサン
カリフォルニア州コスタメサ在住のあるオバサンが、友達になったホームレスの女性に自分の車を寝床として提供した。ところがこのホームレスの女性が死亡した為に、オバサンは死体を乗せたままにして、これを重曹で覆い、何か月もの間臭いを隠していたという。
「いつ具合が悪くなったのか、死んじゃったかも知らないわよ」とオバサンは警察に話したらしい。
AP通信に対しコスタメサ警察のエド・エベレット巡査部長は、18日月曜日、自宅の車道を見ず知らずの車に塞がれた住民が911番通報して、駆けつけた警官が身元不明の死体を発見したと報告した。
警官が現場に到着すると、車からスゴイ悪臭が漂い、毛布からのぞいている足を見えたという。死体は、殆んど骨と皮になって、部分的にミイラ化して、体重も13キロくらいになっていたらしい。
検視結果から犯罪の形跡は何も無かったが、ミイラになったこのホームレスと、このオバサンが実際にどのような関係にあったのかを続けて調査しているところだ。
更にエベレット巡査部長の話では、オバサンは公園の近くで出会ったこのホームレス女性を自分の車で寝かせることにしたが、女性が10か月前に死んでしまい、怖くなって警察にも知らせないでそのまま放置していたと言ったらしい。
またオバサンがこのホームレス女性と最期に会った去年の12月には、まだ生きていたとも語ったという。しかし、オバサンはいつこのホームレスが死んだのかを明言していない。
「彼女は何か、彼女の人生に於ける全てを批難されると感じたのでしょう。だから彼女はこの件を自分と無関係にしたかったのでしょう」とオバサンの言動についてエベレット巡査部長は語っていた。