世間がずっとバンクーバー・オリンピックで盛り上がっていた最中、「LaLaTV」では地上派ではありえない、Hなワードが普通に飛び出す「和製セックス・アンド・ザ・シティ」みたいな“教養番組”を放送していた。その名もの『男子禁制』。「良いおっぱい悪いおっぱい」で有名な巨乳詩人・伊藤比呂美が司会進行役を務め、女性問題の研究者・上野千鶴子先生をゲストに迎え、この両鉄壁に挟まれてアラフォー・アイドル森口博子が久しぶりに顔を見せる。人には聞けないけど女性にとって興味深い性の問題を、各界の著名人がバサバサ切るという頼もしい番組。その日のお悩みは「熟年離婚したい50歳の主婦がどうやって新しいオトコを見つければいいか?」というムシのいい相談だった。上野先生は、「不倫男は浮気相手のには前戯で○○○をサービスするのよ」とか、「過剰にセックスをしないから今までやってこれたのよ」などお悩みそっちのけでエッチトークを展開。それこそ男子禁制のいささかヘビーな内容に。
そこに、ちょこんと座っている森口。迫力満点の2女に挟まれて何も知らない聖女のような顔をしているが「男性の枠の中にはまった生き方はだめ。しっかりと自分を持って!」と、一番納得のいくアドバイスを語りだした。森口って、浮いたウワサも聞かないし、彼女の「処女伝説」は本当なんじゃ…。と思いきや、いくつか恋も経験した模様。この人「劣化してない」というより、今の方が若い時よりカワイイ。森口や記者のようなアラフォー女性にとっても、この先老いていく50代以上のセックスについてなんて、考えたくない現実だけど、エロ豪女・伊藤比呂美の妙な自信や、激辛・上野千鶴子のスパイシーなご意見が、とても心強くタメになった夜だった。
<イケメン好きのコダイユキエ>