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ハッシーの地方競馬セレクション(10/10)「第22回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」(浦和)

 先週の東京盃(JpnII)。阿部慎之助捕手ことセイクリムズンと抑えのスペシャリスト・岩瀬仁紀投手ことティアップワイルドの対決は、見事阿部捕手に軍配が上がりましたが、その前方で元ミスフェアレディで阿部捕手の妻・Uさんことラブミーチャンが先頭でゴールを駆け抜けていました。さすがの阿部捕手でも奥さんには頭が上がらないようです。今の時代夫を立てるというよりも、妻を立てた方が家庭が上手くいきますよね。そして翌日にはレディスプレリュード(重賞)がおこなわれ、沢尻エリカことクラーベセクレタと天海祐希ことミラクルレジェンドの対決に注目が集まりました。レースではエリカ様がスタートで躓いてしまい、普段とは違う後方からの競馬となってしまいました。天海祐希はスタートでややタイミングが合わなかったものの、大きな影響もなく本来の位置が取れスムーズな競馬。それが結果にも表れ、天海祐希ことミラクルレジェンドがエリカ様を返り討ちにしました。それではここでエリカ様にインタビューしてみましょう。

 インタビュアー(以下・イ):「昨年の返り討ちとはなりませんでしたね」
 エリカ様(以下・エ):「別に…」
 イ:「今日の「敗因はやはりスタートで躓いてしまったことでしょうか」
 エ:「別に…」
 イ:「以上、沢尻エリカさんのインタビューでした」とまあこんな感じのインタビューになりそうですね(笑)。

 さて、今週は「第22回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。1番人気の好走率が高いレースで、今年はどの馬が1番人気となりどのような結果となるのでしょうか。

 本命は鋭い突っ込みが持ち味のダウンタウン・浜田雅功こと◎(6)トーセンアレスです。本馬はジャパンダートダービー(JpnI)で5着になったことがあり、中央で5勝を挙げた実力の持ち主です。その魅力はなんといっても鋭い決め手。どんなレース展開になっても必ず最後は追い込んできます。地方移籍一発目の前走「オーバルスプリント(重賞)」では、初めての1400mで戸惑うことなく走りハナ差の2着。今回は適性距離範囲内の1900mになる上に、鞍上の張田騎手も2戦目でこの馬の仕掛けどころもわかったことでしょう。浜田雅功ばりの鋭い突っ込み(決めて)で勝利してもらいましょう。

 対抗は実績上位の○(1)カキツバタロイヤルです。浦和競馬場との相性は抜群で、1着2回、2着1回の連対率100%の上、1900m戦でも5戦して4着以下1回。この時期にも強く、10月〜12月までに限ると10戦して4着以下2回の複勝圏率80%という好成績。こちらも決め手で勝負するタイプだけに仕掛けどころ一つで勝ち負けになるでしょう。

 ▲は単騎逃げが期待できる(9)ドリームストライドです。7歳にして今が充実期。前走では本年のダービー2着馬に3馬身ちぎられたものの3着馬には8馬身差をつける内容。クラスはA3とメンバーの中では格下であるが、その分斤量がA1クラスと比べ4kgも軽くなります。浦和競馬場、1900m戦と連対率100%と相性の良い条件に期待します。

 以下、△は中央から移籍してきて小回りが得意な(10)ベルモントガリバーまで。

◎(6)トーセンアレス
○(1)カキツバタロイヤル
▲(9)ドリームストライド
△(10)ベルモントガリバー

買い目

【馬単】4点
(6)→(1)(9)(10)
(1)→(6)

【3連単】4点
(6)(1)→(6)(1)→(9)(10)

※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリーに

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