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蛇の目ピロコ仰天! 日本酒オンザロックには条件がある!?

 近年はお洒落な日本酒バーが多く見られるようになり、酒屋の陳列や、居酒屋の棚にラベルだけが華やかで温度管理もされず日本酒が並ぶ! という杜撰な光景は無くなりつつあります。

 ワインの様に冷蔵ケースで管理され、お洒落なグラスに注がれ…徳利&お猪口の姿も少なくなってきましたね。
 人気の高いワインを真似た接客! と誹謗中傷も少なくありませんが、元々日本酒はお米のワインです!! 更には葡萄のワインに無い麹と言うもうひと手間が加わりワインより格段に優れたお酒であると私は思います。
 日本酒のオンザロック…確かに賛否両論ありますが、節電にも良い! 猛暑に最適な飲み方だと思います。日本酒をシャーベット状になるまで凍らせて、同様に冷やしたグラスに注ぎシャラシャラ〜と音も楽しみながら嗜んでみては如何でしょう? 柑橘類系のレモンやカボスなどを数滴たらしてみても酸味が加わって、かなりシャープな切れの良い日本酒に変身します。夏にもってこいですよ〜。

 ただ日本酒には酒類が豊富でどのタイプに氷入れやカクテル風が合うのか…高いお金をだして買った大吟醸に何かで割る! なんてもったいない? 大丈夫? と結局手が出せなく今までどおりのストレート飲みで落ち着いてしまう方も多いと思います。
 個人的にはそのままが1番贅沢で旨い! と思うんですが、たまには違った角度からせめて見ても面白い化学反応が起き、日本酒との付き合いもさらに深くなる! と確信しています!
 勿論飲み方は自由ですが、知ってて損はない“氷入りに必要な日本酒の条件”を仙台伊達家御用蔵『勝山』の12代目蔵元‘伊澤治平’さんにお聞きしたのでご紹介します。

 氷り入りやソーダ割りにはある条件をクリアしたお酒でないと合わないことが判っているそうです。
 まず火入れしている場合、瓶内に発酵時の微量炭酸があるかどうか? がポイントとなる。
 火入れしていない生の場合は、

1)キレイな酒質=雑旨味や劣化が無いということ。
 余計なアミノ酸の過剰に口に残る雑旨味や過熟による老香が一切無いことが上げられる。
 炭酸や酸味により、雑さや嫌みな部分が強調されたり、後味に余計に残ることになり、実に深いな飲み物となります。

2)米麹の甘味の土台が強固なものとなっているか。
 米の甘味がしっかりとしていないと、ソーダの炭酸に酒質のバランスを崩される。

 皆さん、是非これらを参考にオンリーワンのオリジナル日本酒をアレンジして見つけて下さい☆
 勝山さんは自由に楽しめる酒質設計を施しているので、「ドンドン遊んで下さい!!」との事。そして「800年を誇る伊達家之御作法では当世伊達なる振る舞いを“良し”とします。ですので伊達流では氷入り日本酒は当然‘アリ’」だそうですよ〜!!

 因みに勝山さんお薦めの食前酒技‘ジンジャーエール割り’に挑戦したら大好評(写真)
 一、シャンパングラスに酒4をいれ
 二、ジンジャーエール3を注ぐ。
 三、レモンピールを一振り搾り完成〜!
 簡単で美味! 最高です! お試しあ〜れ。

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