『ジェイソン・ボーン』シリーズのジェイソン・ボーン役が一番ハマっているマットは、イギリス人ジャーナリストのベンジャミン・ミーの本を題材にした同映画の主役を演じる可能性があるらしい。
本の内容は動物園を買うことで動物たちを救うと決めた同じ時期に、主人公ベンジャミンの妻が脳腫瘍に侵されていることを知るという実話である。
『バニラ・スカイ』のキャメロン・クロウが今回の監督を務め、また監督自ら『プラダを着た悪魔』の脚本家アライン・ブロッシュ・マッケンナが元々執筆した脚本を書き直した。ハリウッド・レポーターによると、この映画のプロデュースはジュリー・ヨーンが行なうそうだ。
今のところ、『ウィー・ボウト・ア・ズー』の全米公開日は、2011年12月23日に予定されている。
そんなデーモンの最新出演映画「グリーン・ゾーン」は、制作費1億ドル(約89億円)をかけた作品にも関わらず、全世界での興行収入を合計しても9300万ドル(約83億円)にしかならずに、散々な結果となってしまった。「グッドウィル・ハンティング」から「オーシャンズ〜」、「ボーン〜」シリーズや「シリアナ」そして「デパーテッド」などのヒットで、スタジオからコストパフォーマンスが最高に良い俳優として重宝されていたマットも「グリーン・ゾーン」では期待外れになったようだ。
2010年、マットの出演する映画は数本あり、アンナ・パキンと共演したドラマ「マーガレット」、エミリー・ブラントと共演したSFロマンス「アジャストメント・ビューロ」、ロン・ハワードの娘ブライス・ダラス・ハワードとの共演ミステリー「ヒアアフター」、ジョシュ・ブローリンとジェフ・ブリッジスと共演する西部劇「トゥルー・グリット」などが公開を控えている。