写真の左下に注目していただき たい。
建物の階段スペースに男ような小さい顔、その下にスーツを着た長髪の女性のような上半身、その上にはハッキリとは確認できないがモヤモヤした物体が浮遊しているのがおわかりいただけるだろうか?
これはひぐらしカンナの妹が教員として勤めている名古屋のとある専門学校で撮られた不思議写真である。ひぐらしカンナの妹の話ではこの専門学校には勤務当初から怪奇現象がたえないという。
具体的な例を紹介するとポルターガイストやラップ音は日常茶飯事に起こっており、生徒が同じ場所で怪我をしたり、教員の揉め事が絶えない、電源の入っていないスピーカーから男のうなり声が聞こえた…などである。
また、霊感の強いというひぐらしカンナの妹 自身もこの学校で異常現象を目撃したという。話によるとカンナ妹は職員室の本棚にちょこんと座る妖怪や餓鬼の姿をはっきりと目撃したことあるという。その姿は体は幼児体系で顔はありえないほどに巨顔、さらにその顔には眼光の鋭い三ツ目がついていたという。
その話を妹から聞いた、ひぐらしカンナは後日、介護研修の一日体験者ということで妹の勤める専門学校へ霊能者を連れて極秘潜入を行なった。
霊感の強いひぐらしカンナはひとつひとつの部屋を見学していくうちにふと窓の外の階段が気になりシャッターを切った。それが今回の写真である。
小さい顔と小さいモヤモヤの正体はよくわからないものの、スーツを着たような長髪の人物は襟までハッキリと写っており 、恐らくではあるがこの専門学校に関係のあった人物ではなかろうか?
なお、この取材に同行した霊能者の話ではこの学校には相当の霊がいるらしく、この学校のどこかには霊道があるとのこと。除霊はしてもらったが、まだ怪奇現象は続いているという。
なお、この妖怪学校の取材模様は竹書房から発売中の『とんでも不思議Watcher』 第1巻に収録されている。職員室に現れた巨大な目玉の写真をはじめ、卒業式に現れた茶色い餓鬼の頭蓋骨をはじめ、ひぐらしカンナがこの妖怪学校に極秘潜入した模様などが収録されている。
写真・協力:ひぐらしカンナ HP:http://kanna-jp.com/~website/
(文: 山口敏太郎事務所)