19日に複数の韓国メディアが報じたところによると、KARAのメンバー5人のうち、ハン・スンヨン、チョン・ニコル、ク・ハラ、カン・ジヨンの4人が所属事務所である「DSPメディア」に専属契約の解除を申し出たというのだ。
KARAの代理人は「所属事務所は立場を利用し、メンバーが望まない芸能活動を強要して人格を汚した」、「所属事務所は説明なしに各種の無断契約を交わし、メンバーが精神的苦痛を経験した」と主張。さらに、所属事務所がKARAを「金儲けの手段として利用した。メンバーの挫折感が大きいため、関係を維持するのは不可能」と判断したため、契約の解除およびマネジメント業務の中断を申し出たという。
「リーダーのパク・ギュリはこの件を全く知らなかったようで、現地メディアの取材に対し『メンバーらと別々にいるため先に状況を把握しなければならない』とコメント。おそらく、1人だけ契約で優遇されていたのだろう。このままだと、メンバー5人のうち3人が契約で事務所と揉め解散状態に追い込まれた東方神起の二の舞になるだろう。おそらく、ギュリが残って、新メンバー4人を入れた新体制で活動を再開、ほかの4人はユニットを結成して日本をメインに活動することになりそう」(韓国芸能界に詳しい芸能記者)
KARAといえば、今月14日にテレビ東京系でメンバーが主演のドラマ「URAKARA」がスタート。全12話が予定されているだけにドラマへの影響が心配されるが、「先日行われた会見の時点では6、7話ぐらいしか撮影が終わっていないようだったので、最悪の場合打ち切り。ドラマの中で使われる2曲やこれまで出したCDがバカ売れし、曲のダウンロードもかなりアップするだろう。いずれにせよ、日本側の関係者の懐は大いに潤う」(同)
今後、5人そろって日本のファンに姿をみせることは難しそうだ。