ダルビッシュは「先々週の日曜日に撮影した写真です。2人で相談し、オープンに付き合って行くことにしました。皆さま応援よろしくお願いします」と記している。
タレント・紗栄子(28)と12年1月に離婚後、プログルファー・古閑美保(32)との交際がウワサされ、フジテレビ・加藤綾子アナ(29)とのデートが報じられたこともあったが、ダルビッシュのハートをガッチリつかんだのは聖子だった。
山本聖子といっても、格闘技に興味のない人にはあまりなじみがないが、父は72年ミュンヘン五輪レスリング日本代表の山本郁榮氏(69)。姉は女子レスリングで3度世界を制した山本美憂(40)、兄は総合格闘家の山本“KID”徳郁(37)だ。
5歳からレスリングを始めた聖子は99年に51キロ級、00、01年に56キロ級、03年に59キロ級で世界選手権を4度制覇。その美貌や名前から、“女子レスリング界のアイドル”と称され、姉の美憂、浜口京子とともに、創生期の日本女子レスリング界を支えた。
女子レスリングは04年アテネ五輪から正式種目となったが、世界選手権が7階級であったのに対し、五輪では4階級しかないため、同五輪代表選考会では体重を落として55キロ級に挑んだが、あの吉田沙保里(32)に敗れて、五輪出場はならなかった。
06年7月、ハンドボール日本代表の永島英明(37)と結婚のため引退。07年に第1子(男児)を出産した。
12年ロンドン五輪出場を期して、09年に復帰。11年12月の全日本選手権に63キロ級でエントリーしたが、金メダリストの伊調馨(30)に判定で敗れて、またも五輪出場を逃す。13年7月、米ナショナルチームのコーチに就任し、コロラド州に拠点を移したが、選手としても活動を続けている。今年9月、夫と離婚した。
聖子はダルビッシュより6歳年上で、バツイチ子持ち。ダルビッシュもバツイチで2人の子どもがおり、同じ境遇で意気投合したのか? 意外なカップル誕生で驚かされたが、気になるのは聖子ファミリーのある体質だ。
姉の美憂は元Jリーグ・浦和レッズの池田伸康(44)、格闘家のエンセン井上(47)、冬季五輪に3回出場した男子アルペンスキーの佐々木明(33)と3度結婚。池田との間に1子、佐々木との間に2子をもうけたが、いずれも離婚。兄の徳郁はモデルのMALIA(31)と結婚し、2児に恵まれたが離婚している。
聖子も離婚したばかりで、きょうだい3人とも離婚経験者で、ファミリー揃っての離婚体質なのだ。まだ、交際宣言をしたばかりで、先のことは分からない。ダルビッシュ自身もバツイチであり、離婚を否定するものではないが、いざ結婚となると、慎重に決めた方がいいかも?
(落合一郎)