「同店のキャッチフレーズである『日常の仮面を外そう』の通り、捜査員が踏み込んだ際には客の大半が半裸状態。ステージ上には、ボンデージ姿の“女王様”の傍らで赤いロープで手足を縛られた全裸の巡査長が床に転がされていました。彼と一緒に店に来ていた巡査部長は裸に近い状態でしたが、パンツを身に着けていたので逮捕は免れたのです」(社会部記者)
結果、パンツ一丁だった巡査部長は警察内の処分を待つ身となり、巡査長は略式起訴され10万円の罰金を受けた。
2人はこのとき、札幌市内にある警察学校で研修を受け、休みだったこの日、巡査部長が以前に行ったことのある同クラブの話をし、巡査長が「ぜひ連れて行って欲しい」と頼みこんだのだという。
事件後、2人は警察内部でも大きな噂になり居場所がなくなっていたところ、旭川方面管内に異動。有給を使うなどして処分待ちだった。巡査長は懲戒免職になったが、巡査部長も「いかがわしい場所に出入りした」ことを理由に停職1カ月の処分を受け、18日、巡査長を追うように辞表を提出し退職している。
上司と部下、仲の良さが裏目に出た。